映画音楽について《映画の音楽》コンサート後記



先日行った映画音楽無事終演いたしました。ご来場の皆様ありがとうございました。


ゲスト出演はバイオリン倉冨亮太くん、チェロの黒川実咲さんでした。2人とも様々なところで活躍する実力ある奏者です。編曲に門田さんを迎え演奏しました。知っている曲でもなかなか難しい編曲でした。全員が違う音大出身の中で、皆同い年で仲が良くこのコンサートを迎えることができました。今後はクラシックのコンサートもしたいね、と未だに連絡を取り合っています。次回のコンサートも足を御運びいただけたら嬉しく思います。写真撮影は飛田悠里さんです。

以下当日のプログラム








僕は映画が好きなので音楽をコンサートでよく取り上げます。

映画を音なしで見ると味気ないものに感じます。ホラー映画の音を消すと怖さが半減します。映画と音楽は切っても切り離せないものになった現在ですが、もともとはサイレント=無声でした。これは当時の技術で発音と映像を同時に焼き付けることができなかったからですが、サイレント映画を上映する際はピアニストなどが即興的に音楽をつけていた歴史があります。

映画を発明したのは「発明王」トーマス・エジソンと「映画の父」リュミエール兄弟。エジソンは箱を覗き込んで鑑賞するキネトスコープを発明、リュミエール兄弟は多くの観客に見られるようにシネマトグラフを発明しました。当初生演奏による映画音楽がつけられたのは、このシネマトグラフの動作音が大きく、それをごまかす目的もあったと言われています。

1908年リュミエール兄弟の活躍により、フランスは映画界の先進国となり、あの「白鳥」で有名な作曲家サン・サーンスが作曲した映画「ギーズ公の暗殺」の音楽が、映画音楽の始まりと言われています。オーケストラで録音され劇場ではレコードで再生されていました。

サンサーンスは間違いなく「クラシックの作曲家」として認知されています。映画音楽とクラシック音楽のこの区分けはなかなか難しいような気がします。クラシック演奏会で映画音楽を演奏することに賛否両論ありますが、映画音楽のいずれかはクラシック音楽として世に残っていくのかな・・・。これからも好きな音楽は演奏していきたいと思います。


《次回の水曜日のクラシック》
水曜日のクラシック vol.17《涙の音楽》

涙をテーマにプログラムを組み、演奏会を行います。たくさんのご来場お待ちしております。

2018321(水・祝)
19:00-20:00(18:30open)
会場:hall60(原宿駅表参道口より徒歩6)

チケット(前売)
一般 3,000/ペア 5,500
ネット購入(少しお得です!)

出演者
田村幸代-ソプラノ
矢口里菜子-チェロ
五十嵐紅-クラシックギター
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プログラム
ヘンデル:私を泣かせてください
ダウランド:流れよ我が涙
木下牧子:海と涙と私と
ロッシーニ:一粒の涙

タレガ:ラグリマ ほか


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